YouTubeを適当に見てまわっていると、ゲームやアニメのBGMをピアノやギターでカバーしている動画に結構出くわす。
以前に紹介した影山ヒロノブの動画の時にも触れたように、今、本当に日本のポップカルチャーの人気は凄まじい.それ自体は喜ぶべきことかもしれないが、僕はわりと古いタイプの人間なので、海外の人たちには、そういうサブカルチャーばかりでなく、かといって「ゲイシャ」や「サムライ」でもなく、もっとメインのカルチャー、なんでもいいけど例えばアニメではなく黒沢明や小津安二郎の映画だったり、村上春樹ではなく大江健三郎であったり、そういう方にも目を向けてほしいなー、なんて思ったりします。
とはいえ、いまどき日本人でも黒沢はまだしも小津の映画なんてほとんどの人が見てないだろうし、そもそも良い意味でも悪い意味でも日本の文化はどこかオタク的で、ヨーロッパ芸術の持つような普遍性というのは本来備えていないような気もするし(「分かる人」だけが「分かる」みたいな)。
というわけで今回紹介する動画を見て、複雑な気分になってください。僕らの国の文化は今、まちがいなく、世界中にこういう素敵な人たちを量産することに貢献しています(笑)。
このCM、なんでもロケ地は香港、ディレクターは結構有名なアメリカ人らしい。ちなみにどこかもの悲しいBGMは小島麻由美の「はつ恋」。もともと小島麻由美はわりと好きでよく聞いていたのだが、このCMを見てからしばらくはi-podでヘビーローテーションでした。オシャレでちょっとおかしくて、見てるこっちが恥ずかしくなっちゃいますね。
「一生懸命何かに打ち込むことはかっこわるくなんかない」
尾崎豊の歌に込められたメッセージを一言で要約してしまえばこのようになる(たぶん)。
そして21世紀の今、おれたちのOZAKIが帰って来た! 舞台はなんとNHKのど自慢。
人はたぶん、この高校生の熱唱する姿を見て笑うだろう。たしかに変である。僕も笑った。
しかし、十代をとっくに卒業した今だから思うことかもしれないけど、この熱さは僕は「あり」だと思う。そう、確かに熱い。熱すぎる。でもクールだ。
ところで翌日にひかえていた試験は大丈夫だったのだろうか。それだけが心配である。
たまたまこの動画を発見したとき、ほんとにくだらねえなあ、と一人でぼやくと同時に、なんだかたまらなく切なくなったのを覚えている。
というのも、僕も実は学生のころ、自主制作映画をつくっていて、やはりこの動画の舞台となっているような、友達のボロボロのアパートやなんかを借りて、撮影していたからだ。
などという個人的な事情はさておきつつも、誰でも思い付きそうで案外思い付かないという意味において、これもまた、クールな一品であると言えるだろう。
「クール・ジャパン」という言葉がまことしやかにささやかれる昨今でございますが、(某NHKではその名も「クールジャパン」という恥ずかしいテレビ番組もある)。実はこの言葉、初めに使われたのは本当に海外のメディアであって、日本人が勝手に使っているというわけでもないんです(といっても、今じゃめったにつかわれない)。確かにアニメやマンガなどに代表される日本のポップカルチャーの世界的隆盛というのは、我々の想像を超えるほどにすごいもので、その一つの証拠として、今回紹介したい動画がこれ。僕らの永遠の兄貴、影山ヒロノブ大先生のバルセロナでのライブの様子です。
まあなんていうか…。まあ別にいいんだけどね。なんかね…。
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「ピタゴラスイッチ」というテレビ番組がある。
これは、NHK教育テレビで放送されていて、あのCMクリエイターの佐藤雅彦らの監修のもとに、子供たちの「考え方」を育てる、というテーマで作られている。
何はともあれ、まず動画を御覧になっていただくしかないのだが、これを始めてみたとき、映画「グーニーズ」の主人公の少年の家に仕掛けてあったアナログな装置に憧れていた頃のことを思い出した。
掛け値なしにクールの一言。
殺伐とした現代の世界において、屈託のない子供たちの笑顔だけが救いである、と言ってしまっても過言ではない、と思う。というか、僕がこういう考えをもつに至ったのは、この動画を見て以来かもしれない。正直に言えば、それまで、どちらかと言えば僕は子供を疎ましく思う側の人間であり、映画館や電車の中で赤ん坊が泣きだす度に、いちいちイラッとしていた。
まあ、とにかく僕を改心させたこの宝物のような動画をまずは一度見ていただきたい。たとえあなたが前科持ちのどんな極悪人だとしても、思わず微笑まずにはいられないはずです。
先日の参院選は自民党の歴史的大敗、民主党の大勝という結果に終わったが、そんなメインストリームの流れとは別に、毎回「泡沫候補」と呼ばれるマイノリティーたちの熱き闘争がくりひろげられる。
選挙に出るためには供託金といって初めに「ン百万円」を払わせられる。そしてその見返りとして(いや、決して見返りというわけではないが…)NHKで放送される政見放送の中で、自らの政治的主張を有権者たちにぶつける権利が与えられる。それがたとえどんな荒唐無稽な主張であってもだ。
ちなみに今年の初めに実施された都知事選では、外山恒一という候補の動画が話題になった。「少数者諸君!」というその若干うらがえった声でアナーキーな体制批判をくりひろげた外山恒一氏が、正真正銘のキ××イと思っている人も多いようだが、実はあれは完全な政治的パフォーマンスであって、氏は実は結構インテリである。
そこで今回紹介したい動画は、キング・オブ・ロックこと内田裕也が都知事選に立候補したときの政見放送の動画だ。数ある政見放送動画の中でも、個人的に最もクールだと思う。
静まりかえったスタジオで連呼される「俺の周りは ピアノばかり」というフレーズがしばらく頭から離れなくなること請け合いである。時折、ちょっと照れたような表情をみせるところにも好感がもてる。
昔、タイマーズなるバンドが存在した。60年代の全共闘風ファッションに身をつつみ、反権力、反体制をさけぶ彼らの姿は空前の好景気に浮かれる80年代の日本社会の中にあって、異様なコントラストをかもしだしていた。ちなみにボーカルは忌野清志郎そっくり。ひょっとして本人? いや、そんなはずない!
そんな彼らが、友人の曲がFM東京で放送禁止にされたことに抗議して、生放送中のテレビ番組の中で公然と「オ××コ野郎 FM東京」と叫ぶ姿は、毒気をなくした21世紀のロックンロールシーン(もはや死語か)と比較したときに、まばゆい光を放ってみえる。文句なしにクールな動画であると言えよう。
